とにかく英語に慣れるために使っているスマホアプリ3つはこれ

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かれこれ9年くらい前から英語を勉強しています。ザセツと奮起を繰り返す毎日で、ある時から「成長実感があんまりないから、いっそのこと楽しんじゃおう」と吹っ切れ、いろんなものに手を出してきました。カフェレッスン、マンツーマン英会話、そしてスマートフォンアプリ。最近僕の中で定着しているアプリを3つご紹介します。

さっそく3つをご紹介します

NHK WORLD TV

ニュースや日本の文化を紹介する番組を英語化し、まとめているアプリです。まとめているといっても、ニュースはリアルタイムのものを流しているので、英語が聞き取れなくても映像を見ることで何のニュースかは少しだけ理解できると思います。

聞き流し系というように紹介しましたが、日本の文化などを紹介する番組では、日本人のインタビューが英語の字幕で翻訳されるため、言い回しなんかを学習するには良い教材となるかもしれません。僕はいつもニュースの時間を流していて、なんとなく聞き取るようにしています。

あと、ニュースにくっついてくる天気予報は、キャスターによってはものすごく早口な人もいるためハードなトレーニングをしているような感覚になります。これも天気図などが画面に映し出されるので耳を慣らすためと割り切っています。

TEDICT

プレゼンテーション番組の「TED」を聞いたことがありませんか? Youtubeなんかでも見つけることができるのですが、学術的なことやその人が取り組んでいるボランティア活動のことなどについて約10分くらい一方的にしゃべる(プレゼンテーションする)番組です。

会話ではないので一見聞きやすいと思いますが、内容なとても難しいことを言っているので、僕にとってはめちゃくちゃハードなエクササイズとなっています。使い方はいろいろできます。まずはヒアリング。プレゼンテーターが話すことは日本語の字幕でも確認できますので、まずは内容をしっかり把握します。

つぎに、このプレゼンテーターが話している単語を書き出していきます。英語の勉強にはディクテーションというやり方があるのですが、このアプリはTEDのプレゼンテーションを題材にディクテーションする機能を持っています。ディクテーションとは、話している内容を一語一語書き取っていく勉強方法のことで、「とにかくしっかり聞く」ことが要求されるため、とても効果があるとされています。

もちろんこのアプリはディクテーションしやすいように、「あらかじめ用意された英単語を選んで文章にする」という初心者のための機能があるのですが、なにせネイティブの英語ですので全然聞き取れません。そのため、いろんなブログやサイトでは、まずは簡単な教材からやることを勧めています。僕もこれをやるたびに強烈なボディーブローを浴びているので、「ボッコボコにされながらでも前に進みたい!」と意欲を燃やす人であればこのアプリをオススメします。

Real英会話

結構前からあるアプリですので、もしかしたら知っている人も多いかもしれません。教科書には載っていないような言い回しが多いため、使い所に悩んでしまうものもありますが、一つの文章につき2〜3往復の短い会話が収録されているのでとてもわかりやすくなっています。

文章のヒアリングだけでなく、自分でスピーキングをすることで覚えていくものと思いますが、このアプリには例文をスマホに向かって話すと、その発音が正しいかどうかを判断してくれる機能があります。

またこのジャッジがとても厳しいのでザセツの元となるのですが、自分が発した言葉がどのように聞こえているのかが見える、おもしろくて残酷な機能です。ちなみに僕は「L(エル)」の発音がさっぱりで、何度も泣きそうになっています。

なんでさっぱり上達しない英語を頑張っているのか

それは、これから数十年後に社会人なる子たちが「英語なんて当たり前。おじさんそんなのもできないの??」と言ってくる日がやってくるとわかっているからです。

歴史は繰り返すのです。僕たちがパソコンを使えない大人たちに「先輩、そろそろ理解してください」と言っていた昔があったように、今はちょっと下の後輩たちに「先輩。そろそろスマホを使いこなしましょうよ」と言われているのですから。

であれば、つぎはきっと「英語なんて当たり前っしょ時代」が到来するわけです。当然のことと思います。もともとは、旅先で知り合った外国人たちともっとコミュニケーションを気軽に楽しみたいという想いから勉強を始めたのですが、簡単な道案内くらいしかできません。でも、継続することが大事なんだと自分に言い聞かせているわけです。

英語力も大事だが、メンタルはもっと大事だ

最近読んだコラムにこんなものがありました。

大学で英語を教える教員として、学生が「Sorry for my poor English(英語がつたなくて恐縮です)」と前置きしてから話す場面に遭遇する。日本人が日本語の会話で謙遜するのは、自らへりくだることでコミュニケーションを円滑にしようとするからだが、英語の言い回しとしては違和感を抱く。

2/13の日経新聞なのですが、日本人の得意芸である「謙虚」がグローバルの舞台では意味ないよ、という内容でした。

poor englishという表現は、アメリカ人やイギリス人のように英語をメインとする人たちと比べて自分たちが話す英語が劣っていることを意味しているようなんですが、ネイティブの人たちは自分たちの水準を求めているわけじゃないそうです。

なのに、過剰に謙遜するだけで語学能力以外を劣っているような印象も与えてしまう可能性があり、せっかく英語が支えているのにもったいない、ということです。

僕に限らず日本人全体の英語に対する苦手意識は今さらなことだが、実際はpoorではないはずだ。実際に英語があんまりできなくても、コミュニケーションが全く成立しないケースはほとんどない。だけど、会話の中でわざわざmaybeを使って断定を避けたり、ほめられてもNo! と卑屈になったりする日本人の悪いクセが多く見られるのだということです。

このコラムを書かれたのは立命館大の山中准教授という方なのですが、准教授によると、英語を使う時に日本独自の「謙遜」という習慣はプラスに働かず、むしろポジティブに考える方が良いとしています。

同じ語学レベルであれば「少ししか話せない」と考えるか「少しだが話せる」と考えるか、ちょっとの違いだけで成長に大きな違いが出てくるのだという。「少ししか話せない」という人は消極性が勝ってコミュニケーション障害(コミュ障)となり、「少しだけだけど話せる!」という人は、間違いを気にせず堂々と自分の意見を言えるようになるはず。英語に接する機会が増えれば、ネットワークやチャンスが格段に広がってもっと話す機会に恵まれるでしょ、ということ。

もっと上達して、完璧になってから英語で話をするなんてことを考える必要はなく、今の実力をさらけ出すだけで理解してくれる人は思っているよりも多いということは、なんとなくですがわかります。日本の教育は減点主義なのだろうけど、世界的には「ほめあって伸びる文化」なので、マジョリティーを受け入れればいいということ。謙遜する相手は日本人だけで良いとうことを言っています。めちゃくちゃ励みになります!!

英語に限らず、ビジネスでもなんでもこれに当てはまることは多いと僕も思います。完璧とは一体どんなもので、自分がどんな状態になったら完璧と認めていいのかが実に曖昧。であれば、多少は「やったもん勝ち精神」で動いたほうが何かと得なんです。失敗したらアップデートしていけばいいのです。さあ今日もアプリでエクササイズだ!