社会人2年生諸君、そろそろ給料の手取り額で驚く時期がやってきたね

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自分の社会人2年目だったときのことはどう思ったかあんまり覚えてないので細かいことは勘弁していただきたいのですが、とにかくこの時期、「あれ? 1年目よりもなんとなくもらえる給料が低いのは気のせいか?」と思うことがあると思いますが、これはたぶん気のせいではないともいます。

それはたぶん、もらった収入の額と税金・保険のせい

たぶん大多数の社会人1年生は、学生時代などにメッチャクチャ長い時間アルバイトをしているわけではないと思います。まあもしかしたら、「学生起業していました」とか「ゴージャスな卒業旅行をしたかったので、寝ずに働いていました」などの人たちもいるのかもしれませんが、ほとんどの人たちは今働いている時間よりも圧倒的に短く、お給料も少なかったと思います。

なので1年目は給料が多いというよりも、「引かれる額が少なかった」ということになる場合が多いんですよ。ところが、社会人2年目になってしばらくすると、社会保険料の額面がゴッソリと高くなるために「わー 給料減った! カード払いしすぎたー」になるのです。

給料が少なく見えることの正体は「住民税」

住民税のほとんどは給料から引かれて納税している人が多いと思います(あるいは、給料明細を読む習慣がないので、引かれていることに気づいていないか)。もちろん、これを「自分で納税する」ということも選択できますが、ここで大事なのは税金の額が決まる時期です。

現在の時点で考えると、2017年の1月〜12月に受け取った収入額で決まります。もちろん厳密には基礎控除など税額が小さくなるような項目を追加していき、かつ、住民税というくらいですから住んでいる場所(自治体)によって多少の差が出ますが、今回のテーマは「いつの収入が税金計算の元になるのか」なので簡単に説明しています。

で、昨年の収入額で計算された税額は、6月の給料から反映される(引かれる)ことになります。5月までの給料では「減った感」はないと思いますが、6月にXデーはやってきますので、ゴールデンウイークとかでカードを使いまくった人は覚悟しておきましょう。

実は、この時期の前にすでに引かれる額が増えているはず・厚生年金と健康保険

まずは厚生年金。自分が老人になってから支給されるかもしれない年金です。自営業や個人事業主であれば国民年金になりますが、会社勤めの人は厚生年金になります。上記の保険料額表を見ていただけると「10月から」と書いてありますが、この金額はその年の4〜6月の給料額面で決められる「標準報酬月額」というやつによって算出されます。

よっぽどなブラック企業でない限り、1年目入社早々にして残業時間が月50時間を超える、なんてことはないと思いますので10月に厚生年金が控除されていても「メッチャ減った!」という印象を持つ人は少ないんじゃないかと思います。

ちなみに、この厚生年金は会社員と会社側で折半(ワリカン)して納めるので、会社によっては加入していないところもあります。ですが、ある程度の従業員を雇っていて、ある程度の時間働き、ある程度給料をもらっている人は加入の義務がありますが、もし入っていない会社だったら経営者に相談を持ちかけるか転職しましょう。

こういう環境の人は厚生年金に加入しているはず

★法人事業所(株式会社や有限会社など)に勤務している
★いつも5人以上の従業員を抱えている個人事業所である
★常時雇用されている(正社員、あるいは2ヶ月以上の契約社員)
★70歳未満である

次に健康保険。これは厚生年金よりももっと細かく分けられていますが、これも住民税と同様で「いつの収入額で引かれる額が決められてしまうか」を確認しておきましょう。結論から言うとこれも4〜6月です。

これまでの経験をもとに、残業時間を頑張って減らそう!

住民税は1年間の収入によって決められてしまうためになかなかテクニックを使えませんが、保険料であれば3ヶ月努力をすればいいのです。4〜6月の残業時間を頑張ってカットすれば、残業代を抑制して一時的に収入額を減らすことができます。

でも、これも次のような人たちは難しいのです…。

★残業時間に応じて手当が支払われるのではなく、固定残業代とかいう総支給額を膨らませるための項目によって最初から残業代の調整ができない人

★そもそも4〜6月は超繁忙期だっつーの、っていう人

この人たちは自分たちの努力だけでは調整が難しそうですね。このまま仕事を続けるもよし、思い切って自分の人生を変えてみるのもよし、です。

※固定残業時間以降は、時間に比例して手当が支払われるはずなので、そこで調整できるチャンスがあります(もし固定残業時間以降の手当が設定されていない場合は… さっさと転職してください)